病院関係者の家族から一般人へと変わった時

私の母は看護婦で、病気になった時はいつも母の勤める病院、もしくは母の知り合いのドクターの病院へ行っていました。
母が看護婦でその病院と繋がりがあるという事で、いつも診療順は一番、ドクターの対応も良く、それが当たり前だと思っていました。

しかし、結婚してからそのような母の元での病院での特典は無くなり、一般の人と同じように病院に行く事になりました。

そこで初めて、家族が病院関係者という「特典無し」の医療を受けるという事はどういう事であるか、を思い知りました。

恥ずかしい話ですが、じっと自分の番が来るのを待つのも初めてでした。「こんなに長い時間、みんな待っているんだ」と驚いた事を今でも覚えています。

そして更に、家族が病院関係だと、どの先生もあんなにこにこと優し接してくれていたのに、一般人の患者に対してはなんとぶっきらぼうな事!と驚きました。

当たり前、と思っていた事が当たり前じゃない・・・・。これが、病院関係者とそれ以外の差なのか・・・、と愕然としました。

そこの世界でも有る事なのでしょうが、それを私は病院を通して知る事が出来ました。

特に病院という場所は人が心身共に弱った状態でやってくるところです。ドクターは患者からすると、自分の大切な身体の治療をお願いしなければならない、重要な方です。優しく、丁寧なドクターでしたら、患者はどんなに嬉しい事でしょうか。

私が病院関係者の家族だった特はどこでも受診する時は快適でした。それが、本来ならどの人にもそうであるべきです。残念ながら、そうでない現実が多々あります。

出来れば、どの患者にも優しく、威圧感を与えないドクターが居て、患者がほっと出来る、そこに行くだけで病気が治る気がするような病院が増えていって欲しいです。現にそのような病院もちらちらとあります。

これからもどんどんと病院の形が良い方向へと、進化していって欲しい、と切に思います。

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